家で過ごす、という選択 ― 在宅医療のはじめの一歩
2025.09.15
「家で過ごしたい」―それは、病気を抱えながらも多くの方が心の奥で願っていることかもしれません。
医療が進歩し、入院や通院の環境が整ってきた現代でも、住み慣れた自宅で、
自分らしい生活を続けたいという思いは変わりません。
在宅医療とは、通院が難しくなった方が、
自宅で医師や看護師の支援を受けながら療養できる仕組みです。
終末期の方だけでなく、慢性疾患の管理、退院後のケア、認知症や
障がいをお持ちの方など、対象は多岐にわたります。
ヒカリノ診療所では、「その人らしく生きる」ことを支えるために、
医師・看護師・事務スタッフが連携し、訪問診療を行っています。たとえば、車いすを使う方が外来受診を断念された際には、定期的にご自宅を訪問し、薬の調整や栄養管理をサポートしています。
ご自宅という空間には、病院では見えにくい“生活のリアル”があります。お気に入りのソファ、家族のぬくもり、ペットとの時間。それらすべてが、療養生活に大きな意味を持つのです。
私たちは「病気をみる」のではなく、「生活をまるごと支える医療」を提供したいと考えています。
このブログでは、そんなヒカリノ診療所の取り組みや在宅医療の魅力について、少しずつお伝えしていきます。
まだ在宅医療をよく知らない方も、何となく興味のある方も、ぜひ気軽に読んでいただけたら嬉しいです。
「家で過ごす」という選択が、もっと自然なものになるように。そんな願いを込めて、最初の記事をお届けします。